
寒グレは全層釣法で楽勝
KIZAKURA Field Tester 八次秀樹 
2009-01-17
私の2009年の初釣行は上五島であった。
ホームグラウンドといえる馴染みのフィールドで、手堅く釣果を物にしようと出かけたのである。
昨年末にいただいた、キザクラ2009年のニューモデル。
中でも
、IDR-F 礁 を試してみたいと言うこともあり、
どきどき・わくわくである。
向かったのは、上五島の名礁、古志岐三礁にある、
本瀬のロープ下と言うポイントである。
ここは北東向きにやや突き出しており、両潮狙える一級ポイントだ。
夜明けと共に、目の前に広がる、すばらしい潮の流れ、
やや荒れ気味の天候ではあるが、条件は悪くはない。
◆本日の仕掛け◆
道糸・・メジャー2
ウキ・・礁(プロトタイプ)
ハリス・・アグレ 1.7号(朝まずめは 2号) 3ヒロ(直結)
ウキ下・・・ウキストッパー+30cmほど下にガンクッションM
針・・・小針タイプ 6号〜4号

仕掛けは、ハリス3ヒロを直結して、
ハリスの中に針から2ヒロ程度の付近に、ウキとウキストッパーをセットする。
これは、直結部分の結び目をウキ止めの代わりとし、ハリスが3ヒロ沈んだら、
ウキも沈むように調整するのである。
寒グレのアタリが出にくい時期には、効果がある仕掛けだ。
まずは2009年、第一投!下げの潮が程よく沖に出ているので、
一発尾長を狙って、流れの中を攻めてみる。

当然つけえさは、ボイルオキアミだ!
ZENSO TVでもコメントしているが、五島のような魚影の濃いフィールドでは、食い込みの良い
生のオキアミよりも、長い時間海に漂わせることの出来る、やや食いが落ちる、ボイルオキアミの方が、
こぼれたえさに反応する尾長の特性にあっていると私は考えている。
*もちろんケースバイケースであるのはいうまでもないが。
突然だが、当日のマキエワークを説明しよう。
大まかに三種類の場所に打つ。
まずはえさ取り用のマキエ、流れの状況を観察し、流れが少ない瀬際にまく、
えさ取りの数を見て、量を調節する。
そして本命を集めるためのマキエ、本流の外側の手前、
状況により、ここにえさ取りがたまることもあるが、それはそれで良いのである。
少しずつ流れの中にこぼれた、粒が本命を寄せてくれると考えてよい。
最後に食わせるためのマキエ、これは仕掛けの潮上でよいのだが、出来るだけ少量を心がけた方が良い。
1〜2杯程度だ、多すぎると流れの中もえさ取りだらけということになる可能性が高い。
もしマキエのコントロールが狂ったら、追い討ちせずに、
もう一度仕掛けをキャストしなおすくらい、神経を使ってほしい。
少ないマキエに付けえさを合わせるのも技術のうちなので、練習するべきである。
もうひとつ、食わせるマキエを打った後には、必ずえさ取り用のマキエを打つ。
こうすることで、えさ取りがつけえさに反応する事が少なくなるのである。
話を戻そう。

朝まず目の好期、最初に食ってきたのは、やはり尾長であった。
バシッと手元に来るアタリはサイコーである。
しかしサイズがいまいち、なんと足裏サイズであった。
その後も連続して同じサイズ・・・拍子抜けではあるが、良くある事、徐々にサイズアップを狙います。
本流筋をとりあえず休ませ、本流に引かれる潮を狙うことにする。
これが正解で、なんと一発で45センチ程度の口太が食ってきた。
ちょうど本流とぶつかる付近でである。
付けえさを生オキアミに替え、その後30センチ〜40センチの口太がポツリポツリ食ってきた、
決して入れ食いと言った感じではない、竿1本以上の深いタナで食っている感じがする。
その中で感じたのは、ハリスを一直線に張りながら流すと、食いが悪いのである。
少し引っ張って、すぐに付けえさを放す感じがするのである。
早掛けしてもなかなか針掛かりしてくれないのである。
そこで私の寒グレ攻略の技を出す。
通常、全層釣法では、アタリをとりやすくするために、仕掛け投入後、ハリスが伸びるまで引き戻します。
しかし寒グレの時期は、張りすぎるとどうしても食いが悪いので、
このような時は、私の場合張らずに仕掛けを入れていくのである。
仕掛け投入後、そのまま糸ふけを出し、ハリスを馴染ませ、
たるんだままハリスが馴染んだなと思ったら、道糸だけを張るのです。
こうすることで、付けえさを咥えたクロが違和感を感じとりにくくなり、走りだしてくれるのです。
完全に向こう合わせの釣りです。
*当然ノーガンの方がよい。
このやり方で、連続ヒット!入れ食い状態!!、もうたまりません!!
この釣りの特性から、まったくアタリがわからないで、
仕掛けを回収しようとしたら食っていたというケースもたまにあるが、それでも釣った者勝ちです。

やがて、55リットルのィグロークーラーがいっぱいになり、そろそろビッグサイズの尾長がほしくなってきた。
贅沢である。 納竿30分前、マキエさをボイルだけに切り替え、完全本流尾長釣りモードに切り替える。
潮上にボイルオキアミをぱらぱら撒きながら付けえさもボイルに絞り遥か沖まで流していく。
数投げ目、まさかの大ブレイク!!
本命尾長らしきアタリが来た。
じわりじわりとこちらに寄せて、足元で何度も突っ込まれ、どきどきしながらのやり取りがつづいた。
ようやく浮いてきたかと思うとまた海中深くに突っ込まれ、一号の竿が大きく曲がる。
限界ぎりぎりの末、何とかタモに納める事が出来た!
改心の一尾である。 46センチの尾長であった。

今回の釣りのポイント
@マキエの打つポイントに意味をもたせる!
Aニューフロート「礁」は、道糸の張りが作りやすい。
形状から、張れば張るほど、潮受けが良くなる!
Bやはり尾長を狙うなら、付けえさはボイルが良い、食うまで流すこと!
C食いが渋いとき、早掛けにこだわらず、ハリスをたるませて、
向こうあわせで、食い込むまで待つこと!
Dあきらめるな、好期は納竿間際にやってくる、冷静に狙え

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